※1 PR値とは

杭一回転あたりの地中への貫入量を指します。
打ち止め管理は、トルクを参考としてこのPR値によって行います。

打ち止め管理の基準は以下の通りとします。

(1)支持層上端より1Dp以上根入れを行い、打ち止めとします。打ち止め根入れ時、杭の逆転・反復掘削は行いません。
(2)PR値が「支持層確認管理値」の30%以下になった場合、1Dp以上根入れがなくても支持層に達したと扱います。
(3)打ち込みトルクが鋼管杭の短期許容ねじり強さを超える場合は、1Dp以上根入れがなくても支持層に達したと扱います。
(4)地盤調査結果から設定した支持層の深度まで圧入しても支持層が確認できない場合は、そのまま圧入を続けます。長さが足りない場合は、逆転して杭を抜き、継ぎ足して再度圧入します。