SMART BRACEの
耐震性能を数値解析で徹底検証

はじめに

 このページでは、一般的な耐震補強の方法と、スマートブレースの代表的な工法を静的・動的に解析し、その結果を掲載しています。検証したモデルは以下の4種類です。実験結果より、高い補強効果を確認できます。また、強度抵抗型、靱性抵抗型両方の設計が可能なことが証明されています。

 このページでは、一般的な耐震補強の方法と、スマートブレースの代表的な工法を静的・動的に解析し、その結果を掲載しています。検証したモデルは以下の4種類です。実験結果より、高い補強効果を確認できます。また、強度抵抗型、靱性抵抗型両方の設計が可能なことが証明されています。

①スマートブレース工法 X型(MODEL-RX)
②スマートブレース工法 ハ型(MODEL-RM)
③一般工法 鉄骨枠付きブレース(MODEL-RV)
④無補強(MODEL-NR)

静的解析結果

 Ai分布に従う外力分布を仮定、水平力を全柱梁節点に分布、一方方向に漸増載荷としています。

 Ai分布に従う外力分布を仮定、水平力を全柱梁節点に分布、一方方向に漸増載荷としています。

建物モデルModel-RXModel-RMModel-RVModel-NR
破壊形式柱の曲げ降伏ブレース座屈ブレース座屈柱の引張降伏
ベースシア係数0.280.470.59.49
耐力上昇率%-6410873

動的解析結果

地震波 Taft EWの最大速度を50kineに増幅したものを使用

地震波 Taft EWの最大速度を50kineに増幅したものを使用

建物モデルModel-RXModel-RMModel-RVModel-NR
最大応答層間
変形角(rad)
0.00980.00570.00330.0039
低減率(%)-406560